各学会の認定する専門医や認定医による治療です。専門医や認定医を取得するにはそれぞれの学会によって基準は違いますが、
・5年間以上の学会在籍
・学会発表
・学会論文提出
・10例以上の症例報告
・学会出席等のポイント
・面接試験並びに筆記試験
等をすべてクリアしなければならず、ハードルの高い資格です。
大学に在籍している先生が取得するケースがほとんどですが私自身は学会に参加しているうちに自分が患者さんに施している治療がそれぞれの学会の専門医のレベルにあるのかと自問し、論文を書いたり症例をまとめ学会で発表を行い試験に一学会ずつトライし、現在11もの専門医・認定医を取得いたしました。
では、なぜ学会認定の専門医が必要なのでしょうか?それは自分の治療のレベルを患者さんに示すことが出来る唯一の方法だからです。患者さんに専門医であるということを示すことで少しでも安心して治療を受けていただければと思っております。例えばもし私が病気になったら迷わず専門医の治療を選択するのと同じ事だと思います。 また、なぜ11もの専門医が必要なのかというと、1本の歯を治すにも歯周病や歯内療法(歯の根の治療)、咬み合わせ等総合的な治療が必要です。仮に歯周病だけ専門医治療を受けても根の治療が良くなかったり、咬み合わせが良くなかったら治療は失敗してしまいます。また、その歯の状態が良くない場合、抜かないで治療した場合と抜歯してインプラント治療をした場合とどちらの治療が患者さんにとって有利なのかインプラントについての知識も必要になってきます。
最近インプラント歯科医のところで抜歯してインプラントになるといわれたという患者さんが多く来院します。しかしきちんと根の治療や歯周病の治療をすれば抜かなくても良いケースが非常に多くみられます。本来私達歯科医師の使命は患者さんの歯を守ることです。もちろんどうしても悪い歯は抜いてインプラントにする場合もありますが、私自身はなるべく患者さんの歯を抜かない治療を選択したいと思います。以上のことより開業医としては総合的に診断ができる複数の専門医資格が必要なのです。 11もの専門医・認定医資格を持った歯科医師は稀有だと思われます。専門医治療やセカンドオピニオン等ご相談ください。
日本口腔インプラント学会 専門医
豊富な実績を活かし専門医である院長が担当します。
日本歯周病学会 専門医
学会の指針に基づき、プラークや歯石の除去から歯周外科処置、細菌によって失われた骨(歯槽骨)を再生する最新の治療まで行います。
日本歯内療法学会 専門医
これまでの実績と経験を活かし、肉眼では見えない患部もマイクロスコープによる拡大治療を行い、精度の高い治療をご提供しています。
日本レーザー歯学会 専門医
当院では、高度な技術や知識を身につけ日本レーザー歯学会認定を受けたレーザー治療を行っています。虫歯治療・歯周病治療や予防・根管治療・知覚過敏治療・口内炎・入れ歯による接触痛などのさまざまな治療に活用しています。
日本顕微鏡歯科学会 認定医
マイクロスコープの活用により、これまで術者の経験と勘に頼っていた目視できない細かい治療を拡大診察できます。より正確で精密な治療が可能です。
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
咬み合わせに問題があると咀嚼(そしゃく)がうまくいかないだけでなく、顎関節症を引き起こしたり、全身のバランスをくずし健康状態に悪影響をおよぼしたりすることがあります。そのようなトラブルを防ぐため、咬み合わせ認定医として治療を行っています。
日本審美歯科学会 認定医
審美歯科とは、口元の美しさを追求した歯科メニューです。もちろん美しさだけでなく、歯本来の機能や治療後の口腔内の健康を守るためのものでなければ意味がありません。当院では、患者さんの希望を叶えるような歯の見た目の美しさの改善とともに機能性を整える施術をご提供しています。